年賀状で気づく

 年賀状に、年明けそうそうの締め切り申し訳ありません、とあった。なんじゃこりゃ、締め切りなんてあったろうか、と調べてみるとびっくり。今日5日が締め切りではありませんか! 
 
 ということで地獄に落ちる。ええと、ええと、と40枚。徳間さんの第二話である。連作短編なのだけれど、一話ずつ視点人物を変え、大学受験を背景とした高校生活の残り半年を描いている。

 今回のテーマは視野狭窄。いままでは、必ず気づきの瞬間を入れていたのだけれど、今回は見えないものは見えない、気づかないものは気づかない、といったふうに書く。そういった年齢だからね、17、18歳って。振り返ってやっと、自分って至らなかったよなあ、と気づくんであってさ。