2014-01-01から1年間の記事一覧

センチメンタル

なにをどこまで覚えていられるのか、ということを考える。たとえばむかし付き合っていた女の子の誕生日。覚えている子と覚えていない子がいて、記憶はまだらだ。老人がむかしのことばかり覚えているというのは、あれはどういう記憶の働きなんだろう。ただた…

『アバウト・タイム』

多くの人が好きだという『ラブ・アクチュアリー』のリチャード・カーティス監督の最新作にして最後の作品。もう映画は撮らないのだそうだ。で、この『アバウト・タイム』は時を越えられるという特殊能力がある一家の話で、イロモノSFみたくなるのかと思い…

八月が終わっていく。先月、保健所からワンコを引き出したせいで生活がストップしてしまった。原稿と犬の散歩とごはん。ほかなんにもする余裕がないまま一ヶ月が過ぎる。簡単に過ぎる。後悔はしていない。というか新しいワンコはいい子で万々歳だ。実はこの…

疲れた

三つ問題が同時進行していて、ひとつ片づいた。結局、うちのお父さまは胃がんじゃなかった。まあさ、長男だし、母一人をあの広い家に残してもさ、と父亡きあとのことを考えて帰ることも考えていたのだけれど。実は人生なんてギリギリうまく歯車が回っている…

『きいろいゾウ』

電車に乗るときに文庫がないと手持ち無沙汰というか不安なので、『きいろいゾウ』を買って読んでみた。そうかー、そうかー。自由でいいねえ。 今回帰省したときに、どういう本が書きたいかとまず目標とした三冊の本のうちの一冊を久々に読んだ。そのうちの一…

プロ野球チャンネル

いいよね、youtubeのプロ野球チャンネル。見たかった場面をその日のうちに見られるなんて。ニュース番組のスポーツコーナーでは一瞬で終わってしまう場面も、その前後を含めて見せてくれる。小学生のころ、川島君という子と仲がよくて、時折り泊まりに行って…

GW

ゴールデンウィークなので実家に帰ってみた。あいかわらずのうちのお父様と揉める。でも、わかったことはもう自分自身がどうでもいいと思っているがゆえに適当な扱いをしてしまっていること。端から大切にしようなんて考えていない自分に気づいてしまった。 …

『アナと雪の女王』

いま大流行の『アナと雪の女王』を観てきた。面白かった。やっぱり脚本がよくできてんだな。脚本チームによって練って練って練られているので、無駄がなく、すべてが伏線のような。今回は長女として生まれ、いろいろなものを課せられた人が見たらきっと刺さ…

テレビ

ごはんを食べているときは必ずプロレスか野球を見ている、と言ったらドン引きされました。だって夕食の時間帯のバラエティー番組っていまいちのれないんだよねえ。せめてニュースかなあ。録画しておいた全日本プロレスのチャンピオンカーニバルの決勝戦を見…

『ワールズ・エンド』

サクマさんと『ワールズ・エンド』を観に行く。ばっかばかしい映画ってなかなかひとりで行く気にはならないのだけれど、こうしていっしょに行ってくれるサクマさんがいてくれることはありがたい。「ばかだねー」と笑い合いたいじゃない、やっぱり。前作の『…

告別式

iPhoneからはてなを書いてみることにする。先日は編集長のタカハシさんの告別式だった。脳梗塞で46歳だった。若すぎる。レジェンドとも呼ぶべきたくさんの作家が参列していて、愛されていたんだなと思った。重松さんの弔辞は素晴らしく、でも悲しくて、式場…

解説

東京は桜が満開だ。文庫の解説を書くのでその人の書いたものをいくつか読んでいる。でもってその人はスターシステムを取ってるんだな。漫画で言ったら手塚治虫や松本零士がよく作品同士を同一世界にしちゃうやつ。「銀河鉄道999」にハーロックが出ちゃったり…

野球狂

もう年齢的に涙もろくてね。メイキングはもう。