告別式

iPhoneからはてなを書いてみることにする。

先日は編集長のタカハシさんの告別式だった。脳梗塞で46歳だった。若すぎる。レジェンドとも呼ぶべきたくさんの作家が参列していて、愛されていたんだなと思った。重松さんの弔辞は素晴らしく、でも悲しくて、式場内はすすり泣きの声が止まらなかったよ。ぼくは直接お仕事をしたわけじゃないけど会えば気さくに声をかけてくれ、気にかけてもらっていた。こういうときになんだけど人柄って好悪を左右するものの中でとても大きいのだな、と。

ほかの作家さんたちはTwitterSNSで亡くなったタカハシさんに読んでもらいたかったのに、無念だ、だから書く、といったことを表明していてそれはそれでいいんだけどぼくはどこか苦手であって、だけど思うところはあるから粛々と書くよ。結局なにが起こっても自分語りに引き寄せてしまうのがイヤなんだな、きっと。意義なんて語りたくないじゃん、好きだからやってるってだけでいいじゃん。もしもきちんと尋ねられたり、語られる場が設けられたりすれば、伝えるけど。チラ裏な感じがイヤなだけ。

ということでこのはてなは、ぼくとってチラ裏だったりするわけだけど、いま書いているお遍路の小説はテーマ曲を変えることにした。自ずと着地点も変わる。