『エターナル・サンシャイン』

 ミシェル・ゴンドリーの『エターナル・サンシャイン』を見る。今回も記憶もの。記憶除去手術を絡めた恋愛ものかな。
 彼の映画は『TOKYO!』や『僕らのミライへの逆回転』など見ていて、斬新な映像ながらアナログ感ばっちり、そして突拍子もない展開となかなか面白い。なので長編映画デビュー作を見たわけだが、これは脚本のチャーリー・カウフマンの色が強かった。『マルコヴィッチの穴』だったよ。

 『TOKYO!』はオムニバスで、そのうちの一本「インテリア・デザイン」はセリフ回しが痛々しいくらいひどいうえに、日本を相当勘違いした話なのだが、藤谷文子セミヌードがおいしい作品だった。