そういえば、軽井沢で夢で大笑いして朝目がさめた。それをセオさんが不思議そうに見ていた。まあ、面白い夢だったのだ。低予算の特撮映画の撮影に付き合わされて、でかい怪獣から逃げ回るシーンを撮っていたのだが、途中で人間と同じ大きさになって怪獣が出てきた。特撮シーンを撮る予算がないのでいきなり怪獣が縮小された設定になったとのこと。
「なんでもありかよー」
 夢の中のぼくは大笑いしたのだった。
 今日の夢はイマイチ。むかーし付き合った女の子胸倉をつかみにいく夢。復讐を果たしてほっとしたのもつかの間、なぜかその子が妖怪化して、町にうろついているらしく、ばったり遭遇してしまう。
「うわっっ」
 声を上げて目を覚ました。
 でもって机でうとうとしているときもかつて付き合った子の夢。彼女がぼくの地元の友達と親しくなろうと画策していることに気づき、無性に腹を立てるというものだった。うーん、疲れているのかな。