S-cupとパイレンジャー

 グラビアアイドルの愛川ゆず季がプロレスデビューした「ゆずポン祭り」を、スカパーで観る。もともとテコンドーをやっていただけあって、キックは素人じゃない。根性もある。本格的にやるのは大変だろうから、WWEのディーバみたいな立場でやっていけるんじゃないだろうか。気になったのは入場曲にしても今回の特番にしても、ずっとパイレンジャーとかいうやつの歌が流れていること。ずっとずっと繰り返し流れて刷り込まれる。となると調べてしまうのが性(さが)。<a href="http://www.youtube.com/watch?v=UnJmWsDwx84&feature=related">爆乳戦隊パイレンジャー</a>というらしい。やだな、もう……。テレビで10回くらい聞かされたのだが、外で口ずさんでいたらどうしよう。こういう頭悪いカンジが刷り込まれそうになるときってないですか?

 同じくスカパーでシュートボクシングが二年に一度行っている最大の大会S-cupを観る。これが面白かった! シュートボクシングは投げてもいいし、スタンディングなら関節技もOK。スタンディングの肩固めや、フロントチョーク、アームバーとかね。今回はK-1で活躍したブアカーオが出て、3度優勝しているアンディ・サワーと決勝で当たるかと思いきや、いろいろ盛りだくさん。
 スタンディングならなんでもOKなので、出場選手に幅がある。今回、決勝まで行ったトビー・イマダなんて面白かったなあ。アンディ・サワーの右ストレートをカウンターの一本背負いできれいに投げていた。結局サワー負けちゃったし。これはK-1にはないシーンだ。このトビー・イマダは総合の選手。ベラトールFCの大会で立っている相手に<a href="http://www.youtube.com/watch?v=Bpr9lPqcMDM&feature=player_embedded">ぶら下がり式の三角締め</a>を決めて失神させるというとんでもないことをやった。これはこれで戦慄だった。