シュートマッチ

 腹立たしいことが続くが、ぐいぐいと前に進むことにする。

 猫の血便! ヤバイと思って病院へ駆け込む。先日、牛丼をつくったあとのフライパンを舐めていたので、胃か腸でもただれたかと思ったのだ。猫は塩分に弱いらしいから。

 しかし、どうやら肛門が切れたらしい。うんちっちが硬いために。便は硬いほうがいいらしいのだが、食べさせている量が多いのだろうか。それとももっと食事をやわらかくしたほうがいいのだろうか。

 それにしても、犬は血尿だわ、猫へ血便だわと、医療費がかさんでしかたない。今回、ノミダニ用のフロントラインが二匹あわせて4,500円、犬の餌が一万円。おいおい、破産しちまうよ。

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 気になっていた「Gスピリット」の「新日本プロレスの闘強導夢の光と影」を買ってしまう。佐山サトルが明かす、小川VS橋本の真相はなかなか面白かった。ずるいのは佐山。シュートをしかけろとは言っていない、技は受けるなといったニュアンスは伝えた、と。で、小川がしかけたときは「ああ、やっちゃった」といったふうに思っていたとか。練習もまったく教えていないとは驚いたな。あとシュートマッチを警戒して、橋本がオイルを塗ってきたとか。

 小川を裏で糸を引いていたのは猪木。プロレスの興行の中でセメントをしかけさせた。プロレスを自ら提唱する路線に近づけるために。その点において佐山は、犠牲者の橋本がかわいそうだった、と。

 鈴木健によるUインターと新日の舞台裏も面白い。新日は垣原を欲しがっていて、石沢を交換留学させたがっていたとか。鈴木健は一億円トーナメントの一億円を、やっと近々払い終えるんだとか。まだ返済が終わっていなかったとは。