カナディアン・ドストロイヤー

 現在、新日本プロレスアメリカの<a href="http://www.tnawrestling.com/content/blogsection/5/37/">TNA</a>という団体と抗争を繰り広げているのだが、このTNAは、かつて新日本プロレスみちのくプロレスが絡んだ頃の影響を多分に受けたレスリングをしていて楽しい。ハードヒット有り+飛び技有り+スープレックス&ボム系有りの、いわゆるジャパニーズスタイルというやつが、アメリカのWWEによるモノポリー状態の陰で、進化を遂げていたのだ。

 かつてWWEにいたクリスチャンやカート・アングル、それからみちプロにいたカレーマンなども上がっているが、なんといってもすばらしいのは、プロレスの進化系ともいえる「Xデヴィジョン」のレスラーたちだ。

 AJスタイルズ、アレックス・シェリー、ピーティー・ウィリアムズなどがいるが、彼らの必殺技が、プロレスの技マニアであるぼくの心をくすぐる。

 たとえば、この前の新日での対抗戦でピーティー・ウィリアムズが披露した360度回転パイルドライバー、<a href="http://jp.youtube.com/watch?v=AgcfBt0viqs">カナディアン・デストロイヤー</a>は驚愕ものの技だ。とうとう日本で見られるとは、とぼくは夜中にひとり小躍りしてしまった。ちがう<a href="http://jp.youtube.com/watch?v=ZvGAAW9yTgo&NR=1">バージョン</a>でもどうぞ。

 それから、エースといわれるAJスタイルズの<a href="http://jp.youtube.com/watch?v=aR3aoVil1Ec&feature=related">トリビュート</a>を見れば、いかにジャパニーズスタイルが向こうに浸透しているかわかるというものだ。サスケのブファドーラの形から着地してDDTを決めるフェノメナルDDTは素敵だけど。ぜひともサスケにもやってほしい。