内藤V2
ドロー防衛だったが、あのポンサック相手に防衛できたのだから、たいしたものだった。実は、負けるんじゃないかと思ってたんだよね。今回、驚いたのは、三十路突入しているにもかかわらず、フィジカル面で進化していること。後半手が止まらないんだもの。世界戦だっていうのに、スタミナ切れで失速するボクサーなんて、けっこういるもんだってのに、内藤は前半から手を出し続けて、ラストラウンドで行ってしまった。
それから、今回はかなりポンサック対策をしてきたのだろう。内藤といえばいつも顔を殴られて腫らしているイメージがあったが、今回は比較的きれいだった。ディフェンス面でも強化しているということか。
さて、次の防衛戦は誰とやるんだろう。日本人相手に防衛戦をやっていくようだから、しばらくは安泰だろうが。