箏取材

 日本橋へ出て、箏の取材。今回も跆拳道のときと同じようにサクマさんのセッテイング。さすが人材派遣会社で働いていたことがある。その派遣会社にスポーツ選手やミュージシャンが登録しておいて、お仕事をもらえるシステムがあるので、サクマさんがそこからピックアップしてくれるのだ。

 先日、コーブンシャさんに箏取材をセッティングしてもらって、紹介してもらったのだが、それなりに偉いセンセーを連れてきてしまって、いろいろ質問したのだが、ぶっちゃけて話をしてくれなかった。ので、今回は芸大を出ている23歳の女の子ということで、かなりぶっちゃけて話してくれて大助かりだった。

 それから、いつも思うのだが、自分がやっている職種や芸道やスポーツに対して、批判的な目を持っている人ではないと、話していてもスイングしないんだよね。その点、ちょっと偉くなってしまった人だと、その業界の問題点を教えてくれなくてさ。

 ともかく、サクマさんのこうした手腕はすばらしいので、取材先を探している小説家や出版社に、その道のプロを紹介する仲介業なんてやってみるのも面白いかもしれない。

 あ、あと、前回のテコンドーのカワライさんにしても、今回の箏のオオニシさんにしても、サクマさんが紹介してくれるのはかわいい子ばかり。本当に彼はかわいい子に囲まれて働いていたんだな、と思う。でもって、彼女ができないのは、かなり問題だぞと思ったり。