『もっけ』

 引き続きマンガを借りてくる。今回は『もっけ』。なにやら作者はぼくと同じ高校を出ていて、ふたつ年下らしい。へえ、栃木県のどこの出身だろう、なんて思いながら読んでいたら、ぼくがかつて自転車通学していたときの通学路がマンガに出てきた。あ、大平の人かもと思っていたら、次に大平の図書館が。

 この『もっけ』は妖怪マンガなんだけれど、鳥山石燕の「画図百鬼夜行」などをもとにしているので、正統的な妖怪マンガといったところか。妖怪退治はない。人間がそんなことをできる立場にないってスタンスがすばらしい。妖怪モノ好きなので、久々にこれはハマったマンガだった。

 あ、そういえばウチの高校も出ていたなあ。