『どれくらいの愛情』

 動物病院から供血できませんか、と電話があって行ってくる。さんざんお世話になったしね。手術で血が足らなくなったのか、あるいは溶血性の貧血か。うちの犬の血が役になって欲しい。

 白石さんの『どれくらいの愛情』を読む。面白かった。軽くはない。ぎゅっと詰まってる。このくらいの密度じゃないと、伝わらないものもあるのだろうけど。

 それにしても、発言小町のこの<a href="http://komachi.yomiuri.co.jp/t/2009/0826/258974.htm?o=0&p=0">相談</a>は荒れているね。冗談かと思ってしまうけど、こういうことを本気で悩んでしまう人っているんだよね。旦那が私に働けって言うんです信じられません――って、悩みとも思えないんだよなあ。
 まあ、うちの母親の姉二人は専業だった。祖母も。うちの母はそれが当たり前だと思っていたそうだ。そういう家庭で育ったから。だけど、うちの父が薄給なうえに、栃木って共働きが多いんだよ。あんな田んぼしかない田舎で専業主婦やってたってすることないしさ。