小学校へ

 今年も小学校で加害授業をやるのだ。←なんていう誤字。課外授業ね。で、小学校へ行って打ち合わせ。今年もやることはいっしょ。なので楽。そして、これですべての小中学校へ行くことになるので、これで終わり。

 いま三沢の追悼本がたくさん出ているのだが、ゴングの流れを汲む「Gスピリッツ」を買ってみた。みんなが口をそろえて言う。三沢は天才だった。男気があった。

 ターザン後藤から見た三沢、高校時代にアマレス部でいっしょだった渡部優一(シュートで仮面ライダーやってた人だ)、阿修羅・原あたりの話って、ほかの雑誌では取り上げていなくて面白い。そして、実は技術的にも身体能力的にも川田のほうが上だった、と証言する人が多いのも面白い。
 渕いわく、
「三沢はオリジナルにこだわるんだよ。川田は人の模倣から入るんだ」
 あのコスチュームや起き上がりこぼしチョップは、天龍だもんね。そうした差が、キャリアの差になって現れた、という一面もあるのだろう。人間性の差のほうが大きいだろうけど。

 今回は受け身特集もやっていた。丸藤、TAKAみちのく、ザ・グレートカブキが語っている。みんな実はショルダースルーが難しいという。必ずショルダースルーについて言及している。そして、うまいのは外道だという。ここまで口をそろえて言うのだから、本当にうまいのだろう。

 ウォーリー山口がかつて西馬込で開いていたプロレスショップ「マニアックス」について語っている。地下にリングがあって、ここから巣立っていったレスラーたちについて。TPGの三人は有名だが、テリーボーイなども。そのリングに馬場が降臨して大塚さんに教えた話とか。

 結局、ぼくは活字プロレスが好きなんだなー、とこの手の雑誌を読むたびに思うよ。