G1

 栃木市の山田屋でかき氷を食べる。暑い夏、やっぱりかき氷食べなくちゃねー。夜に東京に戻り、遅ればせながら新日本プロレスのG1決勝を見る。まさか小島が優勝とは。ま、団体外選手の初優勝というけれど、新日本のプロレスラーのなにものでもない。それにしても小島は困ったレスラーだ。頑丈で体力が有り余っている。たいていどんなレスラーと闘っても、疲労困憊ということがない。かつて天山とIWGPと三冠をかけて闘ったときもそうだったけれど、技が決まって両者がリングに倒れたとき、必ず最初に立ち上がるのが小島。アニマル浜口ジムの練習で鍛え上げられたのかなあ。今回のG1でもたいてい先に、むくりと起き上がる。小島がこてんぱんにされて負けるってパターンはまずない。とってもプロレス的技の食らい方で負ける。
「ああ、これ食らったら負けるってことになってるよな。小島まだぴんぴんしているけれど」
 でもって小島の困ったところはプロレスに徹しているところ。いわゆる格闘系のレスラーにシュート的なものを仕掛けられたらいやがって受けない。出てきてしまった全日っていまは鈴木、船木、諏訪間などなどもともとは本格OKのやつらばかり。そちらとは相容れないんだよなー。
 なんてことを考えるに、きちんと小島を粉砕できたのは三沢くらいだったんじゃないだろうか。<a href="http://www.youtube.com/watch?v=cCXleAbJllk">三沢vs小島</a>では、最後本当に小島が負けたーって感じだったもんなー。