へべれけ

 晩ごはんを食べませんか、とカメラ知り合いの夫婦に誘われていく。ちゃんぽんで飲んで酔っ払う。ワインがいけない。ご主人も酔って寝室に消え、それでも飲み続け、なんとか帰った。が、どうやって電車に乗ったのか覚えていない。途中気持ち悪くなってどこかの駅で降りた。トイレで篭城していたら「終電はもう行きました。出てください」と駅員に迷惑をかける。駅を出てタクシーを拾う。しかしこれまた気持ち悪くなった。
「降ろしてください。吐きます……」
 よくわからんところで降ろしてもらった。で、ふらふらしていた覚えはあって、再びタクシーを拾う。きっと20分で帰宅できるところを3時間くらいかけて帰ったんじゃないかな。
 今回の食事は年下の男の子(30代)があと三人いた。女子はなし(奥さんは一応女子だが)。となると気遣いやどう見られているかなんて関係ないから、飲みすぎてしまう。男子のみの飲み会って好きなんだな。男子寮にいたのが災いしている。そして、最近アルコールが入ると記憶が怪しい。むかしから怪しかったけれど、もう父親を笑えない。もうワインは飲まない。日本酒だとこんなことにならないんだけれどなあ。