カフェー

 アパートのそばのカフェに行く。お店を開いた若い夫婦はとってもウェルカムな態度で逆に困る。照れるし。別にぼくはそういう人間じゃないんだー、と言いたくなる瞬間はある。きっと書いているものがイケナイんじゃないのかな。もっと「こりゃあ悪い人間が書いてるんだな」と思わせるようなものを書いていれば、こういった縛りは受けないんだろう。読み手って登場人物と書き手を分けて考えられないものだから。
 書いているものに縛られているうちに、書き手に影響が出てくるってこともあるのかもしれない。職分意識も作用しているだろうし。役者だともっとダイレクトなんだろうな。ま、いずれにしろギャップは生まれるわな。