『レインツリーの国』

 実は有川さん初めて読んだ。なるほどー、売れるわなあ。難聴ものなんだけれど視点を変えつつ双方の言い分をきちんと書いてあってよかったかな。本来ならば割り切れない思いがあってそれでも現実に生きていくしかないのだけれど、物語としてオチをつけるまでの過不足はばっちりというか。

 昼寝したら、サクマさんと立て看板を取り付けに行く夢を見た。ポールに段ボール製の看板をつけるわけだけれどそれがうまくいかない夢。ああ、女っけのない夢ばかりだなあ。