猫・旦那・写真

 昨日は通夜だった。その人は猫と旦那と写真が大好きでまだ35歳だった。お正月に盲腸で入院して、無事に手術を終えて7日に退院したのだけれど、その日に脳溢血で倒れ、13日に帰らぬ人となった。盲腸の入院や手術と、脳溢血の因果関係はまだ尋ねていない。実際に脳溢血で亡くなったのかもわからない。けど、7日に退院するときはとても楽しそうだった。こっちが「おつとめごくろうさまでした!」と出所ゴッコのメッセージを送れば、「ありがとう! シャバの空気はうまいぜ!」ってな感じで元気だったのだ。まさかそのあとに倒れるとは。
 果たせなかった約束があっていまでも後悔している。望んでいてくれたことがあってそれはなんとしても実現したいなと思ってる。