福島

 福島の伊達というところに行ってきた。知り合いのフォトグラファーさんが復興支援活動で写真展をやっていて、千秋楽はライブやトークショーも行うので、そのトークショーに出てくれとのことだった。その方はhideやGLAYやB'zのCDジャケット写真を撮っていた方。特にhideとの係わり合いは深くて、ビジュアルイメージをいっしょに作っていたこともあり、hideと聞いて思い出すイメージはだいたいそのフォトグラファーさんが作ったものだったりする。ということでGLAYのTERUも来る。お忍びらしく、客が全部はけてから写真展の美術館にやってきた。紹介してもらって話をする。とても気のいいアンチャンって感じ。打ち上げでは「ただの函館のニイチャンだよ」とイジられていたり。だけど、美術館などの人が多いところでは、みんな恐れ多くて近づかないの。ビッグスターは孤独だ、なんていうのは物語の中で使い古されて垢がつきまくっているようなものだけれど本当なのかもな、なんて。
 
 今回、福島を案内してくれた方の一人は、シーアイエーの人だった。みちプロのスポンサーである印刷会社。ということで移動中ずっとみちプロの話をする。仙女のスポンサーでもあるらしく、まあ、ぼくが東北で過ごした日々があったためにこうした共通の話題があるんだろうね。

 で、帰ってきてから録画しておいた全日本プロレスを観る。獅龍のデビュー20周年。サスケ、人生、オオツカさんなどが出ていたが、ゆるーい試合だった。まあ、カズは後半もう一試合あったからね。それから、メインでは船木が三冠奪取。こんな日が来るなんて誰が思い描いただろう。試合もよかった。五分かからず。けど、面白かった。いままでのフォーマット(試合が25分過ぎて大技ラッシュ→30分手前でフィニッシュ)を崩してもいいんじゃないだろうか、なんて思う今日この頃。