予想ははずれ

 全日のチャンピオンカーニバルは結局KAIを持ち上げる大会になってしまった。諏訪魔が途中で落ちるなんて、そりゃあないだろう。出し惜しみしてたら、バーニングが来ての熱が冷めないうちに、諏訪魔と潮崎の決勝はやってしまったほうがよかった。次の三冠戦、諏訪魔と優勝者の秋山じゃ、カード的に弱いもん。

 ま、KAIは勝っていないわけじゃない。潮崎と並んだとき、見劣りしないくらいにちゃんとヘビー級の体に改造してきたし。だけど、身長177センチじゃ厳しい。プロレスってなんだかんだいっても説得力が必要。その点、真田はトラディショナルな戦法に変わっていったわけだけど、いまいちぱっとしないなあ。