『バタフライ・エフェクト』

 DVDで『バタフライ・エフェクト』を見る。記憶を扱ったストーリーって好き。でもってこれは、悲しいエンディングとなるわけだが、本来のディレクターズカット版があまりにも暗く悲しいもののため、ラストが変わっている。パターンは四つ。

1、映画版(まあ、悲しいラスト)
2、レンタルDVD版(無理やりハッピーエンド)
3、レンタルDVD版その2(いまいちバッドエンド)
4、セルDVDディレクターズカット版(暗く悲しい終わり)

 実のところ、セルDVDの悲しい終わり方じゃないと、オープニングの主人公のモノローグと辻褄が合わない。けれど、そのまま劇場公開されちゃっているんだよね。

 この映画、カオス理論(カオスセオリー)を端的に表したバタフライ効果「ブラジルでの蝶の羽ばたきはテキサスでトルネードを巻き起こすか」に由来したもの。ここから無理やりプロレス話なんだけれど、NOAHに参戦していたダグ・ウィリアムスのロールスルー・ジャーマンスープレックスホールドが、カオスセオリー・スープレックスといった名前だった。まあ、わからないでもないネーミングなのだが、世間一般にはなんのことやら、だよなあ。