『風に舞いあがるビニールシート』

 森絵都さんの『風に舞いあがるビニールシート』を読む。嗚呼、いいですね。一般書に移ってからあっという間に直木賞までたどり着いたのも頷けます。直木賞のときの選評も、みんなケチのつけようがないって感じだったもんなあ。

 実は先日、地下鉄に乗っているときノートパソコンをなくした。担当編集者さんの顔が頭をよぎった。幸い戻ってきた。久々にいやな汗をかいた。