のらのら

 行きつけのカフェで、例の女の子が再びミニライブ。ゴハンを食べに行く感じでいく。26歳で歌って食べていきたいらしいが、厳しいとのこと。月に2,3回はライブをやって、自主制作みたいなアルバムも出しているけれど、どういうスタンスでこれからやっていけばいいのかわからんらしい。プロとアマチュアの差って、ああいう歌うたいやバンドだとどのくらいあるのだろう。音楽で食っていくとなると、サポートメンバーやスタジオミュージシャン音楽学校の講師とか、いろいろあるんだろうけれど、歌って客入れてやっていくのって難しそうだよね。
 ジャンルで特化して歌っていくことならできそうだけれど。たとえばジャズボーカルやってますとか。でも、さわやかストリートミュージシャン上がりなので、つまりその人個人の歌なので。

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 最近、いろんな人と会うようにしているせいかもしれないけれど、やっぱり話が通じない人、感覚的にどこまで行っても平行線な人って存在するんだなー、と。なんなんだろうね、折り合いがつかない人たちって。バックボーンかな。好奇心かなとも考える。面白いと思ったことがあって、知りたいと調べて、という過程を持っていない人って苦手かもしれない。結局、大切なことでも俗っぽいことでも、そこに知識欲みたいなものが働かないと、知識の堆積はないわけであってさ、早い話が「おれバカだからわかんないっス」的な薄っぺらさに耐えられない年齢になってきましたよ、ということなのかと思ったり、ともかくどんなジャンルでもいいから「ああ、この人よくこんなこと知ってんな」と思わせてくれればいいんだろうな、と考えたり。アンテナの無い人はつらいわな。