ボランティア

 羽田空港に行き、写真洗浄のボランティアにちょっとばかし行ってきた。今回は宮城のもの。大変だったけれど、作業場を提供してくれたANAの社員さんたちと親しくなれて、いろいろな話が聞けて面白かった。ちょうど新しいボーイングがやってきた日で、そのお世話をするために帯同していた技術者さんといたりしてね。今回、ボランティアは男子が少なかった。で、力仕事もけっこうあったのだが、そいつらがまったく手を出そうとしない。社員さんやぼくが汗だくになって重いものを運んでいても、やりましょうかの一言もなく。へい、ボーイズ。ボランティアをやってみようと思う心がけは買うよ。だけど、後半に手がすいているときくらい、目の前でヒーヒー言っている大人たちがいるんだから、手伝おうと考えてみようよ。

 ぼくは今回の震災でスタンドプレーが嫌いなんだとわかった。あと、「子供たちを救おう!」とか「pray for japan」的なひとことのもとに集うのも好きじゃないとわかった。つながろう、集おう、力になろう、とアピールするばかりで結局あんたはなにをやってんの、という人がたくさんいたからだ。ま、いいんだけどさ。