『終点のあの子』

 女性が女性を描くときの観察眼と容赦のなさって、男性では敵わないなと思う。男性が同じように男性を描けばいいじゃないかと思うけど、同じようにはできない気がする。特にコミュニティ内でのいざこざ、異分子に対する辛辣さって、あれは女性性ならでは。答えや結果が欲しいんじゃなくて、永遠と続くような排撃性。男性だったら追放というオチがつくのだろうけれど。

 テレ玉のライオンズ寄りのテレビ放送って、行き過ぎていて逆に面白い。アナウンサーがずっと頑張れライオンズのお便りを読み続けるという(笑) MXのストロングホークスもなかなか。