五月病

 毎年恒例の五月病が遅れてやってきて、なにもかもうんざり。四月から六月にかけててんこ盛りで、一段落ので来たのだろう。あまりネガティブな気持ちにならないのだけれど、まあ、一年に一度くらいすべてうっちゃりたいような気持ちにはなるもので。特に今回、仕事に関してヤだなー、と思うことが続き、まったく楽しさを感じられなかった。デビューしてそろそろ10年なわけだけれど、こういったことで躓くことはなかったんだよね。

 お話を作らなくちゃ、という感じで仕事するのはもうやめよう。なんだかんだいって長くやっていると、いろんな人の物差しというか尺度を持ち込まれ、気にしていないようでもやっぱり気になっていて、仕事への信念とか信条が揺らいでいたんだな。