謝罪された上半期

2016年上半期は妙に謝罪ばかり受けた。

とある教材会社から電話がかかってきて、去年払うべきお金を少なく払っていた、と。30万円くらい。臨時収入は自動車税などの税金に消えたよね。

高校の講演会に行くのに出版者から新幹線のチケットを送ってもらったのに届かず。後日牛込局の郵便局員が菓子折りを持って謝りに来た。まあ、切符は出版社がもう一度買ってくれたのでぼくが自腹を切ることはないのだけれど、丁重に謝られた。

で、その高校の講演会で高校生からお土産をもらった。高校生たちが作り出した製品で地元のジャム。それを泊まった山梨の高級ホテルのホテルマンが割ってしまった。これまた謝られて菓子折りなどなどいろいろいただく。

先々週はむかし別れた女から電話があって謝られた。当時のわたしは人間として未熟で云々。はー、とか、へー、とかしか感想が出ないよね。たぶん、ぼくには許すという選択はない。あとはどうでもよくなっていくだけ。なによりも、ぼくはもうあんたがこだわって謝ってくれたその時間にはいないんだよ。もうぼくはそこにはいない。あんたが留まっていただけ。

なんかいろいろ清算した上半期というイメージ。
なので前に進むのだ。