G1

 今年も新日のG1が始まってしまった。当日放送が新日本ワールドのライブ配信のみなので、スカパーでは一日明けての放送。SANADAと棚橋の試合は予想通り棚橋が負ける。でも、丸め込みとかではなく完勝ってところがSANADAの新日での評価の高さをうかがわせるよな。ポテンシャルならオカダに匹敵。レスリングはちゃんとできるし、ビジュアルもいい。昨今の新日は外様にもやさしいから、オカダのライバルとして育てるつもりかも。年齢もオカダといっしょだし。飯伏には逃げられちゃったし。

 丸藤もオカダに完勝。最近のNOAHはすっかりただの新日の植民地になっている。その植民地の価値を下げないように、植民地のチャンピオンを持ってきたって感じ。でも、丸藤にもNOAHのプロレスの意地があるんだろう。四天王時代から続く見ていて「痛い!」となるようなプロレス。それをオカダにぶつけていた点は面白かった。オカダが逆水平の痛さに付き合いきれないって顔をしていた。最近の新日はやけアメリカンなので、いい気味だとも思う。

 話は変わって今日は芥川賞直木賞直木賞のほうはぼくがデビューした新人賞の先輩。パーティーや二次会ではよくお話をさせていただいてたかた。とてもいい人だ。小説も上手い。芥川賞側のほうはいつも遊んでいる書評家さんや後輩の小説家さんのお友達。その近さに、むむむ、となる。そもそもぼくがデビューした新人賞は直木賞を輩出した数ではいちばんかも。そろそろぼくもステップアップしてみるかな。インターコンチのベルトくらいは獲るってことですよ!